「男性更年期外来」というものがあります。
男性の更年期治療を専門的に実施している診療科です。
この診療科のある病院はいくつかありますが、どの病院にもあるというわけではありません。
自分にどのような症状が出ているのかをまずはチェックしてみましょう。
次の10の問いについて、チェックしてみてください。
1)性欲(セックスをしたいという気持ち)の低下がある
2)元気がなくなってきた
3)体力あるいは持続力の低下がある
4)身長が低くなった
5)「日々の愉しみ」が少なくなったと感じる
6)物悲しい気分になったり、怒りっぽくなった
7)勃起力が弱まった
8)最近、運動をする能力が低下したと感じている
9)夕食後うたた寝をすることがある
10)最近、仕事の能力が低下したと感じている
上記のうち、問1)あるいは問7)が「はい」の場合、あるいは、それ以外の8問中3問が「はい」の場合、男性更年期障害の疑いがあります。
性格にも、更年期障害が現れやすいものがあり、几帳面できまじめな方、仕事が生きがいになっているという方に、その傾向がみられるようです。
男性の更年期治療に対応している診療科は、泌尿器科が代表的です。
ホルモンの量を調べるための血液検査をしてくれます。
ホルモンが減っていると更年期であると診断されますから、そこからホルモン治療をすることもできます。
更年期障害としてうつ病などの症状がある場合は、ほかの診療科での診察となります。
この場合には、更年期の症状であっても専門的な治療を行うことができるわけではありません。
うつ病や心因性の病気として対応されることとなります。
勃起不全や頻尿、残尿感といった泌尿器系の症状が考えられない場合には、先に心療内科や神経科などに行くことになるでしょう。
若い男性であっても高齢の男性であっても、先に泌尿器科に行くことをおすすめします。
更年期ではないということがわかってからほかの治療を始めることが効率的です。
男性の更年期治療に特化している専門外来があります。
総合的な治療を受けることができ、ほかの診療科の医師との連携によって治療を進めていきます。
EDや泌尿器の症状などがある場合には、泌尿器科の医師が担当します。
精神的なフォローとして精神科や神経科の医師が担当してくれる病院もあります。
男性の更年期障害が広く知られるようになり、専門外来を併設する病院も出てきました。
治療を受けやすい環境が整ってきたということができます。
更年期であることがわかるだけでなく、早期に治療を開始することもできます。
実績のある病院や定評のある病院を探してみましょう。
男性ホルモン補充療法、カウンセリング、訓練や薬物療法など、様々な治療法があります。
自分に合った治療法を早く見つけ、治療を開始することが望まれます。